鼻先で60kgを持ち上げ、畑を掘り返した跡は耕運機で耕したのか?と思う程。罠にかかればその周囲は荒れて「土俵」のようになります。
捕獲する時はいつも猪の力強さに驚かされます。罠にかかっていても注意しないとこちらが大怪我をします。そのパワーは大きさが同じであればメスもオスも変わりません。
走り始めると2秒程でトップスピードまで達し、猪突猛進として知られていますが、全速力でも急旋回が可能で、その運動性能は決して犬にも劣りません。
自然な脂と膨大な筋肉量は人間ならばまさに横綱。家畜のように管理されておらず、食べる餌も無添加の自然の中で、ストレスなく生活しています。そんな生粋の天然猪を自分で捕獲・解体し、納得の行く個体だけ商品としています。
いつもの餌と反応が変わるとよくお褒めの言葉を頂きます。個人的には、かつての祖先の記憶を彷彿とさせる程に本能を揺さぶるのではないか?とさえ思ってしまいます。